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コロポックル・よめと即身仏。

どーも、コロポックル・よめですmoblog_5b4262a7.gif

昨日の夜テレビで即身仏の話をしていた。
即身仏になるために厳しい修行をしていくお坊様の姿が何と言っていいのやら・・・。
ある意味恐ろしくあるのだが、それは畏怖と言うべきなのだろうか。

厳しい修行と言うよりは壮絶に感じてしまう。
一千日の五穀・十穀絶ち村の人たちを助けるなどを行い、即身仏になるために食事を塩と水のみにしていき体の脂肪の腐敗を抑えるために漆を飲む等とは普通から見ると考えられない。
更に穴を掘り棺を入れて、その中に入り蓋をして上からは土をかけてしまうなんて・・・。
空気穴の竹筒と外部に生きていることを知らせる鈴をつなげておく竹筒しか外部との接点はない。
もちろん中は真っ暗だろうし、竹筒はあるとはいえ音などほとんど聞こえない密封された状態だろう。
想像をするだけでワシにとっては恐ろしくて仕方がないmoblog_350744b1.gif


人々を自分が仏となることで必ず救おうという強靭で強い意志がなければ、このような苦しくて恐ろしい修行はできないのだろうな。

去年の11月、キジムナー・だんなの出張について行くことになった。
出張先は山形県。
初めて行く所なのでワシはるるぶやまっぷるなどを買い込んで、観光する気満々でついて行った。(だんなは勿論朝から晩までお仕事

観光一日目は開山役1400年の歴史を刻む山岳信仰のメッカ・出羽三山に行くことにした。その中心的な存在である羽黒山は「ミシェラン・グリーンガイド・ジャポン」にも認められた地である。

その羽黒山を登ることにした。
長い石段があり、途中途中で有名な羽黒山五重塔や一の坂杉並木、羽黒山三神合祭殿等を見ることができてとても感動した。

↓見事石段を昇ると、表彰状を頂けちゃう。
P7292650_convert_20120730085446.jpg        P7292649_convert_20120730085610.jpg


山であるので眺めももちろん空気も新鮮で素晴らしい所であった。
山のパワーをもらえた気がした。

その少し前の話に戻るのだが、羽黒山に行くために観光案内所を訪ね行き方を教えてもらっていると、山形には即身仏が存在することを教えてもらった。
テレビで即身仏が存在することは知ってはいたが、そこが山形だということは知らなかった。

そして、羽黒山を後にしてから、自転車を借りて即身仏があるというお寺へと向かった。

「狭い町なのですぐに行って帰って来れますよ」
と、観光案内所のお姉さんが言っていた通り、自転車だと15分くらいでお寺に着いた。

『御用の方はお知らせください』
と書かれていたので、インターホンを押すとご住職らしきお坊様が出て来た。
即身仏への参拝を伺ったところどうぞとお寺にあげてくれる。

結構簡素な畳の部屋だったような覚えがある。
その中の奥に大きな仏壇のようなものがあって、その中に即身仏鉄竜海上人が安置されていた。
ガラス張りで中は勿論触れなかった気がする。

パンフレットをワシに渡した後、お好きなだけどうぞ・・・と、そこのご住職らしき方は近くに座り書き物をし始める。(説明があった気がするが覚えていない

御前で座り、鉄竜海上人を拝顔させていただいた。
テレビと同じ顔を見て、何か感動のような畏怖のような可哀想なような尊敬のような恐ろしいような有難いような色々と混じった感情がわき出てきたのを覚えている。

手を合わせて、どこから来た何者であるのかを名乗り、ここに来たいきさつを話し祈った。

なんて言うのかな・・・。
あまりにも大きな存在のような気がして、自分の願おうという願いがふさわしくない気がして違ったお願いをしたりと、いつもとは違う感じであった。

時間にしてどれくらいだろう。
10分ぐらいいたのだろうか、すぐに退出して帰って来た。

即身仏のお寺←ワシが参拝したお寺をよかったらどうぞ。

そして更に、即身仏はそのお寺だけではなく、他のお寺にもあるということを(観光案内所だったかな?)知ることができた。

翌日、また自転車を借りて再び他の即身仏を見に出かけた。
次に行く所は日本で唯一、二体の即身仏が置かれているというお寺だった。

お寺に着くと、同じくお参りに来ている家族四人と一緒になった。
『御用の方はお知らせください』と書かれてあるので、知り合った家族の方がインターホンを押すが、これが中々出てこなくてワシ達はしばらく待つことになった。
三回ぐらい押してようやく出てきたのは、そこの住職の奥さんなのか尼さんなのかわからないが女性であった。

女性はワシ達を蔵のような所へと案内し入るように言う。
入ってすぐに、昨日のような仏壇があって(でも今回は二体なので大きい)その中に忠海上人と円海上人が安置されていた。
お二人は腐敗を防ぐために漆で塗られていた(気がした・・・うる覚え
女性は、上人の生い立ちや即身仏になった理由、即身仏になるまでの方法と過程などを話してくれる。
その時には後ろの扉は閉められており、中はオレンジ色の薄明かりが灯されているだけで雰囲気満点であった。
他に人がいて一人じゃなくて本当に良かったと思えたほどである。

「ここには辛く壮絶な修行をされた即身仏がお二人もおられるので、願いは必ず叶うと言われています」
と女性が言うが、やはりあまりの大きな存在の前にワシの願いがあまりにもちっぽけに思えて、違う願いをしてしまう。
それほど威厳に満ちた場所だった。

ワシ個人的には、鉄竜海上人の方が親しみやすく優しげに感じた。
とても近くで見れて、座りながらぼんやりゆっくりと見れたからだと思う。
こちらのお二人は漆で塗られており、黒くキラキラとしていてちょっと怖かったのである。
中も暗くて・・・。女性の話方も雰囲気出ていたし・・・。
大きな声ならぬ力を感じてしまうのはどちらも同じではあったけど・・・。

と、まあ昨日のテレビで去年の事を思い出したので書き綴ってみた

山形にはまた行ってみたい。他にも即身仏が何体があるようだ。
東北地方に16体、山形県内に8体、庄内地方に6体あるということである。
全部見に行くわけにはいかないだろうが、少しでも多く即身仏を見に行きたいと思ってしまう。

飢えや病などから人々を救おうと自分を仏へと変えた心優しい昔の偉人たちに会いに。
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非公開コメント

No title

即身仏については、何度かテレビで見た事が
ありますが、やはり、想像するだけで、ぞっとします(⌒-⌒; )

今よりも、昔は、情報が入らない時代。
今よりも、神仏や自然に対しての信仰心
あるいは、迷信が信じられていた時代を
思うと、はたしてどっちが、人間らしいのだろう
と、ふと考えちゃいます( • ̀ω•́ )

No title

飢饉も疫病も、現在であればある程度は良くなる。
昔は医療も行政も食物の改良も何も整っていない時代。
人間は神や仏に祈るしかなかった。
そんな時代に人間を救おうと人間が動いたんですね。

現代は医療も進み、食物の改良、海外との交流で日本は物資にあふれ豊かで平均寿命も延びてきた。
その分何かを忘れてないだろうか・・・。
人間としての何かを・・・。

だからと言って昔が良いとか、現代が良いとかはっきりは言えないものですね。

昔の良い所は、昔の事を知ることによって気づくことがある。
あるいは昔の事を知って今がどれほど幸せなのか気づくことがある。
それだけでも昔の人は良いものを残してくれたのだなと思ってしまうのです。

ただ、対処のできない飢饉や疫病がなければ、彼らは即身仏にならなくても・・・と、ふと思うのです。
プロフィール

コロポックル・よめ

Author:コロポックル・よめ
北海道出身の道産子です!
思ってもいなかった縁により、沖縄出身のウチナーと結婚!ウチナーが現在活動している京都に住むことになり三年目に突入しました!!
日々の中のいろんな出来事を面白おかしく伝えられたらと思っています。

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